こころねレター
気分障害と向きあっていらっしゃる方へ
□気分障害と向きあうということ□
「向きあう」という一言では片づけられないほど
長い間気分障害と闘っていらっしゃる方は少なくないのではないでしょうか。
定期的に病院に通院するのと同じように
こころをメンテナンスしながら過ごす。
その心のメンテナンスの手段の1つがカウンセリングであったりします。
「向きあう」ときは
自分1人で頑張るのではなく誰かに手伝ってもらってもよいのではないでしょうか。
ご家族だったり、ご友人であったり、こころねのようなカウンセラーでもよいのかもしれません。
□一緒に支えてくれている相手に申し訳ないと感じた時□
長いこと闘っていると
だんだん自分自身のことを責め始めることもあるかもしれません。
支えてくれている人たちのことを大事に思っていればいるほど
申し訳ない気持ちになるのかもしれません。
もしそうであれば、こころねのような第三者(もちろんこころねに限らず相談できる専門家)、
つまり、申し訳ないな・・・と感じる相手ではなく全く申し訳ないと思う必要のない専門家に話してみると
なにかのきっかけが見つけられるかもしれません。
□長いこと気づけなかったことに気づくことができるかも□
長く闘っているからこそ、見えてくるものがあって
「何も変わっていない気がする。何か変えてみたい」と思うことがあるかもしれません。
もちろん、かなり気持ちが沈んでいるときは別です。
それでも、何とかしたいと思うサインを時々感じることはありませんか?
例えば「今日はいつもより死んでしまいたいと思う気持ちが強かった・・・なんとかしたい」
この「何とかしたい」は強い「つらい」の表現です。
こんな時、今のこころの状態を話すことが大事なのかもしれません。
あしたになれば気持ちは変化します。
数時間後にも変化するかもしれません。
そうすると、なんだったのかわからなくなってしまいます。
気づいたその時に、「今のこの気持ちはなんだろう・・・」と
確認してみませんか?
長いこと気づけなかったことに気づくことがあるかもしれません。
カウンセリングステーションこころね