こころねレター

気分障害と向きあっていらっしゃる方へ

2023.04.28

 

□気分障害と向きあうということ□

「向きあう」という一言では片づけられないほど

長い間気分障害と闘っていらっしゃる方は少なくないのではないでしょうか。

定期的に病院に通院するのと同じように

こころをメンテナンスしながら過ごす。

その心のメンテナンスの手段の1つがカウンセリングであったりします。

「向きあう」ときは

自分1人で頑張るのではなく誰かに手伝ってもらってもよいのではないでしょうか。

ご家族だったり、ご友人であったり、こころねのようなカウンセラーでもよいのかもしれません。

 

□一緒に支えてくれている相手に申し訳ないと感じた時□

長いこと闘っていると

だんだん自分自身のことを責め始めることもあるかもしれません。

支えてくれている人たちのことを大事に思っていればいるほど

申し訳ない気持ちになるのかもしれません。

もしそうであれば、こころねのような第三者(もちろんこころねに限らず相談できる専門家)、

つまり、申し訳ないな・・・と感じる相手ではなく全く申し訳ないと思う必要のない専門家に話してみると

なにかのきっかけが見つけられるかもしれません。

 

□長いこと気づけなかったことに気づくことができるかも□

長く闘っているからこそ、見えてくるものがあって

「何も変わっていない気がする。何か変えてみたい」と思うことがあるかもしれません。

もちろん、かなり気持ちが沈んでいるときは別です。

それでも、何とかしたいと思うサインを時々感じることはありませんか?

例えば「今日はいつもより死んでしまいたいと思う気持ちが強かった・・・なんとかしたい」

この「何とかしたい」は強い「つらい」の表現です。

こんな時、今のこころの状態を話すことが大事なのかもしれません。

あしたになれば気持ちは変化します。

数時間後にも変化するかもしれません。

そうすると、なんだったのかわからなくなってしまいます。

気づいたその時に、「今のこの気持ちはなんだろう・・・」と

確認してみませんか?

長いこと気づけなかったことに気づくことがあるかもしれません。

 

カウンセリングステーションこころね

 

 

 

 

 

 

 

子育てに悩むとき

2023.04.07

子どもって

お子さまのことで

悩んだり、困ったり、イライラさせられたりすることが多々あるかと思います。

それでも自分なりに一生懸命子育てをしていらっしゃるのではないでしょうか。

今やっている家庭での子育てについて、

例えば誰かに否定されたとします。

 

「それはよくない」「そうだからこんな子になる」

 

そうすると

すごくがんばってきたことが、全部だめだったかのように聞こえて

すっかり自信を失ってしまうかもしれません。

そんなことってありませんか?

 

子どもって

自分がおなかをいためて一生懸命に産んだ子です。

大切に思わないわけがない。

 

何とかしたい

でも、自分の思った通りにならないとイラっとしてしまいます。

それはだれだってそうです。

 

「どうしてイラっとするのだろう・・・。もう少し方法はないのだろうか・・。」

ともしお悩みであれば、その方法を一緒に話すことで見つけることができるかもしれません。

 

カウンセリングってそういうところ

 

誰かに子育てを否定されたと感じたら

もし

「全部私が悪い」「私のせいでこうなった」と感じてつらくなったとき

こんなふうに気持ちを切り替えてみてください。

 

私の子育てが悪いわけではない。だって、私はこの子のことを大切に思っているからこそ

がんばっている。

 

人のアドバイスは否定ではなく、プラスαの材料。

子育てのためのプラスαだと思ってみると楽です。

 

実は、

人からもらったアドバイスをひどく苦痛に感じることがあるんです。

それはなぜかというと、

自分の価値観とはちがうアドバイスだからです。

自分が大事にしている考えを否定されたように感じるアドバイスは

苦痛でしかありません。

ですから、そう感じたら、

「アドバイスをくれた人と私の価値観は違うので、私には合わないアドバイスかもしれない。

でも、ちょっと参考にしてみようかな」

くらいの受け取り方でよいです。

自分のやってきたことを全部変えてしまうのではなく

ちょっとヒントをもらって必要なところを参考にしてみましょう。

 

もし、こまったときはいつでもカウンセリングにお越しください。

 

基本的に子育てって

各ご家庭でちがうのは当然のこと。

そのご家庭のカラーがあるからこそ、いろんなお子さまに育っていかれる。

まちがっている子育てというのはそもそもなくて

「大事に育てている」という気持ちがあればそれでいいわけです。

「大事に育てているのに・・・」と思ったら

ぜひカウンセリングにお越しください。

 

子育てが随分楽になります。

 

カウンセリングステーションこころね