こころねレター

行かないという選択

2021.06.27

行けなくなってしまった場所に

行けるようにすることがゴールではなく

行かなくなってしまった機会に

この先のことを見直してみることが大切です

 

行かなくなったこの時間を使って

できることをするというのはどうでしょう

 

何もできなくなってしまう前に

どうか周囲の人たちが気づいてあげて

そして

専門家に相談してみてください

 

すると

 

行かなければならないという思い込みは

正解とは限らないことに気づき

実は

自身にとっていくつもの選択肢があることに

気づくのかもしれません

そうすると

周囲の人は

何をサポートすればよいか見え始め

実は

行かなくなってしまったこの機会は

長い人生の転機の1つであることに気づくことでしょう

 

そしてのちに

この時のことが

どれだけ大きな財産になっていたのか

知ることになるでしょう

 

変化していくということ

2021.06.05

沈んでしまった心を

浮かび上がらせるには

ずいぶん時間がかかることがあります

身近な人に

ポンと背中を押されて

偶然カウンセリングに出会った人の

沈み切ってしまっている心は

何度も堂々巡りになるけれど

それでも

少しずつ浮かび上がろうとする行為は

とても苦しく

これまでの沈んだ心と

どっちが苦しいのかわからなくなるかもしれないけれど

 

それでもやめてしまわずに

やっぱり変えたいと思いはじめた心は

少しずつ少しずつ浮かび上がりはじめます

 

「これはなぜこうなったのか?」

不思議に思いはじめた時

まるで水面に浮かび上がってきたかのように

いつのまにかまわりが見えはじめ

支えてくれている人がいることに気づきはじめ

何かが変わりはじめます

 

ほんとうにおつかれさまでした

 

まもなくそうお伝えできる日が

近いようです

 

 

働く理由

2021.05.29

働き始める時

まだ知らない世界に何をのぞむでしょう

未来は見えないので

どうしていいのかわからないはずなのです

でも、これにはコツがあって

過去から今までの自分と向きあってみることが大切です

幼いときから「将来なんになりたい?」ときかれたことは

だれにでもあって

そのたびに”働くこと”について思いを巡らす時間があったと思います

そして

その時の環境や、まわりの人の影響で

いろんな選択をしてきたことでしょう

 

いよいよ働く時が来たとき

意識していなくても

これまで培い育んできたものを

誰もが持っています

それがあるからこそ

そのおかげで

今の自分があるのです

これからは

働くことによって

今の自分をさらに成長させる機会に巡り合う

ということなのかもしれません

 

自分が育んできた個性をじっくり見つめて

これからの人生をどう生きていくかは

専門家と一緒に話していくことで

見えてくるものです

 

これからの人生で

さまざまなライフイベントがあり

そのたびに

働く理由は変わるのでしょう

 

それでもしっかり

自分自身の軸があれば

何かが起きても

いろんな方向性を見出していける

力となるのでしょう

 

子育て

2021.05.22

知らないうちにどんどん大きくなって

知らないうちに成長していく我が子

おしえていないことをいつのまにかおぼえて

親であるパパやママが習慣としていなかったことをやることがあります

そうすると

間違ったことをしていると思いがち

そこで叱ってしまうと

子どもはなぜ叱られたのかわからないのです

いつもとちがうことをしている我が子を見た時に

かける言葉はどんな言葉がよいでしょう・・・

もしかしたら

成長した子どもがパパやママにおしえてくれていることが

たくさんあるのかもしれません

親であるパパやママが思っていることが

全部正しいわけではなく

全部間違っているわけでもなくて

「これは、いろんなやり方や考え方、見方があるのかもしれない!」

と気づくと

視野が広くなるような気がしませんか

お子さまと一緒に育っていくパパとママは

もしかしたら

お子さまに育ててもらっていることもあるのかもしれません

 

 

 

悩みの種

2021.05.15

悩みの種にはいろいろな種類があるけれど、

蒔くつもりがなくても蒔いてしまっていることがあります。

それが気づかないうちにいつのまにか芽を出し、

どんどん大きくなっていくのです。

「これなに?」と思い始めたときには、

すでにいっぱいの蔓(つる)でおおわれてしまっていることもあるかもしれません。

 

そうなった時、どうすればよいでしょう。

 

1人でからんでしまった蔓(つる)を解くには時間がかかってしまいます。

 

そうそう

誰かと一緒に蔓(つる)を解くというのはどうでしょう。

蔓(つる)を解くには秘訣があって

専門家と一緒だと案外早く解けることもあるのです。

 

蔓(つる)が解けると

向こう側の光が見えるようになり

風通しがよくなり

これまでとはちがった景色が見えるようになります。

 

1人だけで抱え込む必要はなく

1人だけが間違っているわけでもないのです。

 

1歩踏み出す時だけが

勇気を必要とするけれど、

踏み出してしまえば、

あとは一緒に蔓(つる)を解くだけ。

こころの沈みを予防する

2020.09.30

重くなるこころには

自分では気づけないことがあります。

人の顔が見れなくなったとき

周りの景色がわからなくなったとき

起きることができなくなったとき

声が出なくなったとき。

いつもと違っていても

気づくだけの力を失ってしまっています。

こころが重くなって

沈んでしまいそうになっていても

そのまま重みにまかせてしまって

気づけば浮き上がることができなくなってしまっています。

 

そうなる前に

予防をすれば

 

健康診断を受けるように

こころの健康診断を受けてみれば

もしかすると沈む前に浮き上がれるかもしれない。

 

こころの健康診断は

ストレスチェックでもできるけれど

チェックしているときのこころの動きは

自分だけにしか見えない。

 

こころの動きを

カウンセラーと一緒に感じて

自分が今どんな状態なのか

知ってみるというのはどうでしょう。

 

今の状態を、言葉にしてみるということ。

 

例えば

「こころね」では箱庭を使って

今のこころの状態をちょっとだけ一緒にみることもできます。

カウンセリングってハードルが高いけれど

童心にかえったつもりで

箱庭という砂箱の中に玩具を並べるだけで

なんとなく、

「ああ、今こんな感じ」というのがわかります。

 

カウンセラーの私も時々箱庭をつくります。

そしてそれをあとでじっと見てみると

今がどんなこころの状態か知ることができるのです。

自分だからこそわかることだってあります。

だからこそ

一度「こころね」でこころの状態を見てみませんか。

今、こころが何ともない人でもいいのです。

 

だって予防だから。

 

箱庭に興味がある人

箱庭であそんでみたい人

創作が好きな人

 

ぜひ「こころね」へ