こころねレター
心療内科からカウンセリングをすすめられた場合
心療内科を受診しようと決めた時
受診すると決めるまでには、とても勇気が必要で、やっとの思いで心療内科に電話をされる人は少なくないのかもしれません。
どうしようどうしようと迷いながら、ようやく思い切って電話をしようと決められるのではないでしょうか。
現代社会においては、こころを傷めて心療内科を受診される人が多いため、予約がとれず、すぐに受診することができないことがほとんどのようです。いったん電話でお話されたあと、「カウンセリングをおすすめします」と言われることもあるかもしれません。また、一度診察を受けられて、「カウンセリングに行ってみませんか」と勧められる場合もあるようです。
そんな時、どのように感じられますか?
①やっとの思いで電話をしたのに、診てもらえないなんて、つらい・・・
②「予約がいっぱいだからカウンセリングに行ってください」ということ・・・?
③病院ではなくカウンセリング?
いますぐなんとかしたいのに、それができないなんて、まるで、拒否されたようにお感じになられることもあるかもしれません。もしかすると薬をのんでなんとかしたいと思って受診された場合は、お薬をいただけないことが辛く感じることになるかもしれません。
心療内科とカウンセリングルームの違い
■心療内科
1.医師による診察のため、必要時に薬を処方していただける
2.医師による診察のため、診断書をいただける(場合によっては休職する時に必要になる)
3.待っている患者さんが多く長い時間話をきいていだだくことは難しい
4.カウンセラーが常駐されている病院は別に対応してもらえる場合がある
5.保険適応となる
■カウンセリングルーム
1.医師ではない、心理分野の専門家が対応するため薬の処方ができない。そのため、カウンセラーが薬が必要だと判断した場合は、医師がいる心療内科を紹介される
2.医師ではないため、診断書がもらえない。そのため、カウンセラーが診断書が必要だと判断した場合は、心療内科を紹介される
3.1人の相談者のために時間が確保されるのでゆっくり話をきいてもらうことができる
4.保険適応ではなく自費となる
なぜカウンセリングをすすめられるの
実は一番の理由は予約がいっぱいだからということではありません。電話や1回目の診察でお話をきいていて、「もっとじっくり話をきいてもらったほうが、きっとよくなる」
と判断されるからです。さらに、ただカウンセリングに「投げているのではなく」、「連携している」のです。つまり、ゆっくり十分話をきいてもらえるカウンセリングの場に行ってみることで、話の中身を一緒に整理して、今後どう過ごせばいいか、病院に行った方がいいのか、それとも、他に方法があるのか、きちんと見えるようになります。そのうえで、やっぱり受診したほうがいいと判断されると、気持ちが整理できた状況で病院に行くことができ、薬がいるのかいらないのか、先生も判断しやすくなるのです。
カウンセリングをすすめられても、話をきいてもらってどうなるのかわからないので、なぜカウンセリングをすすめられるのかわからないのかもしれません。
じゃあ、カウンセリングに行ってどうなるの
実は、カウンセリングは、話をきくだけのところではありません。
「きくだけでしょう?」とお感じになられるかもしれませんが、ただきいているわけではないのです。
それがカウンセリングを専門としている理由です。
言葉で説明するのは難しいのですが、専門家は心について多くを学んでいます。さらに、ご相談なさる方との対話の中でさまざまな理論や療法を使っているのです。ですから、ただきいているだけのように感じられても、それは違っているのです。ただ、カウンセラーも同じ人間ですので、「このカウンセラーさんとはなんとなく合う」「なんとなく合わない」という実感が生まれられるかもしれません。実際にカウンセリングの方法は、カウンセラーによって異なります。そのときは、ご自身の思いを優先させて、ご自身に合ったカウンセリングの場を選んでいただければと思います。
もし、ご自身に合ったカウンセラーに巡り合えた場合は、間違いなく日常の過ごし方が変わっていきます。なぜかわっていくのかというと、それはアドバイスをうけているからではなく、ご自身で気づいてご自身で進み方を決めていける自分になるからです。ただ、どのくらいでそうなるのかは、人によって異なります。でも、あわてずゆっくり自分に合ったペースで進めていけたらいいですよね。
こころねのカウンセリング
私は30年看護師として勤務しておりましたので、心理系大学に編入して学び卒業しましたが、年齢的なこともあって大学院までは行きませんでした。随分迷いましたが、資格より実践を選択したのです。ですから、臨床心理士の資格は持っていません。残念ながら相談業務の期間が若干足りず、公認心理士の資格も取得できませんでした。でも、病院という「臨床」で働いており、心療にかかわる患者さんの看護に長年携わってきました。また、小児から高齢の方まで多くの患者さんのお話をよくきいてすぐに対応したいという思いで働いてまいりましたので、その経験をカウンセラーとしての強みにしています。ですから、心だけではなく、身体の健康についてもご相談を受けることが可能な立場にあります。さらに、産業分野やキャリア支援の資格と経験がありますので、メンタルヘルスのケアと併行して、人生の進路についても一緒に考えていくことができます。つまり、心を傷める前、傷めているその時、少し良くなった後、すべての状況での支援を大切にしている場所がカウンセリングステーションこころねです。
最近は箱庭セッションの効果がおどろくほど見え始めている状況です。おもちゃであそぶようになった小さいお子様から、ご高齢の方までどなたでも受けていただけるものになります。こころねは、予防カウンセリングを目指しています。こころが傷む前の段階で定期的に来ていただき、バランスを整えながら日常をすごしてみられませんか?楽に過ごせる毎日を皆さんにお届けできること、それがこころねのカウンセリングのねらいです。
箱庭を使って整理してみる
箱庭づくりの流れ
砂箱の中に作品を作っていきます。箱の中の砂を自由に形作り、棚のフィギュアを並べていきます。
成人でだいたい平均15分から20分ほどかけて完成しますが、時間は気にせず作成いただきます。
向きが決まっていて、箱の手前に立っていただき、そこから見るものが作品になりますので、あちこち移動して作ることを控えていただきます。
無理にたくさん置く必要はなく、「出来上がり」と思った時が完成です。
作品が一体何になるの?
ふつうにみると「作品」です。
ありのままの「物」になります。
ここから、「心の中」に入っていきます。作品が「物」ではなくなるわけです。
実は、この作品は作者の「今の気持ち」を表現したもので、ただ、ある「物」としてとらえるだけでは何も変化は起こりません。
さらに、作品だけを分析しても個別的な気持ちを表現することはできません。
つまり、個別的なセッションにつなげるためには、その人の「言葉」が必要になります。
カウンセラーと一緒に話すことで、「物」だと思っていたものが別のものに変化します。そして、それが何であったのか見えるようになります。
気づきを日常の生活に活かす
セッションを通しては、気づきから今後どうしていくかという方針まで見えることがあります。
それは、自分自身で気づき、内省することによって、道が拓けていくようです。
目標をもって進める日常は、何も気づけなかった日々に比べどれだけ充実したものになるでしょう。
しかも、個別的です。自分だけの箱庭セッションは、他の人が実施することはできないさらには、自分だけの道しるべと言っても過言ではありません。
評価に使う
自分自身で決めた道しるべにそって行動する・・・。そうすると、評価が必要になります。
その際再度箱庭セッションを受けてみるのです。
つまり、箱庭は変化するのです。前と同じものは、意識しなければ作れません。
逆に言うと、前と同じ箱庭をつくるということは、変化していないという可能性もあります。
でも、それにも意味があるのです。それを一緒に見出し整理していくこともできます。
どうやってわかるの?
箱庭セッションを受けたことがない人は、まず「怪しい」とお感じになるかもしれません。
実は全く怪しいものではありません。
なぜかというと、「箱庭の作品」をツールにしてカウンセリングを実施しているだけだからです。
砂箱を各領域に分けて分析する方法は、多くの事例検討を通して研究された結果であり、信憑性があると同時に、決してその通りではない、各個人の声による分析が加わり、その人だけの結果となるのです。
逆に言うと、形だけにこだわってしまうと、「その人の分析」ではなくなってしまいます。
セッションをするカウンセラーの柔軟な感性が大きく左右するものと考えられます。
「そうである」「そうではない」に気づくことの重要性
分析結果が「そうじゃないな・・」と感じた時、その気づきがとても大事で、それを声に出して表現するかしないかで、セッションの動きは大きく変わります。
「当たっている」「当たっていない」というものが箱庭セッションではなく、あくまでも作品と作者の声で完成するセッションであるということを知っておいていただけたらと思います。
気分障害と向きあっていらっしゃる方へ
□気分障害と向きあうということ□
「向きあう」という一言では片づけられないほど
長い間気分障害と闘っていらっしゃる方は少なくないのではないでしょうか。
定期的に病院に通院するのと同じように
こころをメンテナンスしながら過ごす。
その心のメンテナンスの手段の1つがカウンセリングであったりします。
「向きあう」ときは
自分1人で頑張るのではなく誰かに手伝ってもらってもよいのではないでしょうか。
ご家族だったり、ご友人であったり、こころねのようなカウンセラーでもよいのかもしれません。
□一緒に支えてくれている相手に申し訳ないと感じた時□
長いこと闘っていると
だんだん自分自身のことを責め始めることもあるかもしれません。
支えてくれている人たちのことを大事に思っていればいるほど
申し訳ない気持ちになるのかもしれません。
もしそうであれば、こころねのような第三者(もちろんこころねに限らず相談できる専門家)、
つまり、申し訳ないな・・・と感じる相手ではなく全く申し訳ないと思う必要のない専門家に話してみると
なにかのきっかけが見つけられるかもしれません。
□長いこと気づけなかったことに気づくことができるかも□
長く闘っているからこそ、見えてくるものがあって
「何も変わっていない気がする。何か変えてみたい」と思うことがあるかもしれません。
もちろん、かなり気持ちが沈んでいるときは別です。
それでも、何とかしたいと思うサインを時々感じることはありませんか?
例えば「今日はいつもより死んでしまいたいと思う気持ちが強かった・・・なんとかしたい」
この「何とかしたい」は強い「つらい」の表現です。
こんな時、今のこころの状態を話すことが大事なのかもしれません。
あしたになれば気持ちは変化します。
数時間後にも変化するかもしれません。
そうすると、なんだったのかわからなくなってしまいます。
気づいたその時に、「今のこの気持ちはなんだろう・・・」と
確認してみませんか?
長いこと気づけなかったことに気づくことがあるかもしれません。
カウンセリングステーションこころね
子育てに悩むとき
子どもって
お子さまのことで
悩んだり、困ったり、イライラさせられたりすることが多々あるかと思います。
それでも自分なりに一生懸命子育てをしていらっしゃるのではないでしょうか。
今やっている家庭での子育てについて、
例えば誰かに否定されたとします。
「それはよくない」「そうだからこんな子になる」
そうすると
すごくがんばってきたことが、全部だめだったかのように聞こえて
すっかり自信を失ってしまうかもしれません。
そんなことってありませんか?
子どもって
自分がおなかをいためて一生懸命に産んだ子です。
大切に思わないわけがない。
何とかしたい
でも、自分の思った通りにならないとイラっとしてしまいます。
それはだれだってそうです。
「どうしてイラっとするのだろう・・・。もう少し方法はないのだろうか・・。」
ともしお悩みであれば、その方法を一緒に話すことで見つけることができるかもしれません。
カウンセリングってそういうところ
誰かに子育てを否定されたと感じたら
もし
「全部私が悪い」「私のせいでこうなった」と感じてつらくなったとき
こんなふうに気持ちを切り替えてみてください。
私の子育てが悪いわけではない。だって、私はこの子のことを大切に思っているからこそ
がんばっている。
人のアドバイスは否定ではなく、プラスαの材料。
子育てのためのプラスαだと思ってみると楽です。
実は、
人からもらったアドバイスをひどく苦痛に感じることがあるんです。
それはなぜかというと、
自分の価値観とはちがうアドバイスだからです。
自分が大事にしている考えを否定されたように感じるアドバイスは
苦痛でしかありません。
ですから、そう感じたら、
「アドバイスをくれた人と私の価値観は違うので、私には合わないアドバイスかもしれない。
でも、ちょっと参考にしてみようかな」
くらいの受け取り方でよいです。
自分のやってきたことを全部変えてしまうのではなく
ちょっとヒントをもらって必要なところを参考にしてみましょう。
もし、こまったときはいつでもカウンセリングにお越しください。
基本的に子育てって
各ご家庭でちがうのは当然のこと。
そのご家庭のカラーがあるからこそ、いろんなお子さまに育っていかれる。
まちがっている子育てというのはそもそもなくて
「大事に育てている」という気持ちがあればそれでいいわけです。
「大事に育てているのに・・・」と思ったら
ぜひカウンセリングにお越しください。
子育てが随分楽になります。
カウンセリングステーションこころね
令和5年4月からの予約枠改正について
いつもカウンセリングステーションこころねをご利用いただきありがとうございます。
これまで2年間、予約枠を金曜日・土曜日・日曜日・祝日に限らせていただいておりましたが、
令和5年4月より月曜日から日曜日までの9時~18時までの予約が可能になります。
ただし、前日までに予約をお願いいたします。
どうしても当日ご希望の際は、一度お電話ください。
カウンセリング中は電話に出ることはできませんが、後ほどこちらから折り返させていただきます。
枠は予期せず埋まる場合がございますがご了承ください。
これまで曜日を制限していたため、ご利用にご不便をおかけして申し訳ありませんでした。
引き続き、カウンセリングステーションこころねをどうぞよろしくお願いいたします。
カウンセリングステーションこころね
代表カウンセラー 川口典子
ながさき子育て応援の店プラス
カウンセリングステーションこころねは
ながさき子育て応援の店です。
ご来店時、パスポートをご提示ください。
サービスとしまして、通常50分5000円のカウンセリング料金を10%割り引きます。
さらに、通常はお1人ずつの箱庭セッションを、親子一緒に別々の砂箱を使って受けることができます。
(お子さまは少し小さめの砂箱になります)
通常大人40分3000円、お子さま30分1000円のところを、親子1組60分で3000円とお得になっております。
また、のみものとお菓子のお土産付きです。
日頃、悩んでいるわけではないけれど親子の日常の「今の思い」ってどんなだろう・・・と
お感じのみなさんに、ちょっと見つめなおしていただく良い時間になります。
お子さまにとってはただの遊びとして取り組んでいただけるというのがメリットです。
皆さん「楽しかった~」と言ってお帰りになります。
ちょっと大きくなるとそれなりに悩みも出てくると思いますが、それにも対応できます。
お子さまであっても、いつでも相談できる場所があるという体験をぜひ、「こころね」で。
2023年年始のご挨拶
新年あけましておめでとうございます。
カウンセリングステーションこころねは、1月6日(金)よりご予約を承ります。
今年も皆様にとって少しでもお役に立てる1年となりますよう励んでまいりますので、
お気軽にお声掛けください。
現在、平日金曜日と土曜日・日曜日・祝日のご予約をお受けいたしておりますが、
次年度4月からは、平日月曜日から木曜日もご予約の枠を設けることにいたしました。
今より少しでも皆様のご都合に合わせることができましたら幸いでございます。
2023年もカウンセリングステーションこころねをどうぞよろしくお願い申し上げます。
代表カウンセラー 川口典子
2022年年末のご挨拶
今年もカウンセリングステーションこころねのWebサイトへお越しいただきありがとうございました。
このサイトを作成して3年になりますが、ここだけではうまく伝えられていないことがこれまでにたくさんありました。カウンセリングはデリケートですので、公衆に広くオープンに表現することは控えたい部分がございます。
ですから、伝わりづらいかもしれませんが、
もし、私に会いに来て下さるだけのエネルギーがあられる状態でしたら、
ぜひ、辛いことや苦しいことをお話にきてください。
少しずつでもきっと何かが変わってきたと実感できる時は必ずきます。
2022年は、私自身も相談に来てくださった皆様に支えられた1年でした。
一緒に泣いたり一緒に悩んだり、一緒に苦しんだり一緒に迷ったり、いろんなことがありました。
でも、1人ではなく一緒になんとかしたいと思う気持ちが、お互いの支えにつながっていたのだと感じます。
1年間、本当にありがとうございました。
2023年もまた、皆様にとって、そして私にとってもなにかが変わる1年になりますようお祈りいたしまして、
簡単ではございますが、本年の締めくくりのご挨拶とさせていただきます。
2022年12月末 カウンセリングステーションこころね
代表カウンセラー 川口典子
佐々ステーション使用休止のお知らせ
令和4年9月9日(金)まで佐々ステーションの使用ができません。ご迷惑をおかけいたしますが、この期間は佐世保ステーションをご利用いただきますようよろしくお願いいたします。